第15回東三河児童思春期の心を考える会開催!


7月30日(土)夕方に第15回東三河児童思春期の心を考える会をオンラインで開催しました。この会は、子どもに関わる支援者の会で、小中学校の先生をはじめ、福祉、医療、保健、行政の方々を対象としています。

今年は「学習障害」をテーマに、講演と症例検討を行いました。講演は、(公益社団法人)子どもの発達科学研究所主席研究員の和久田学先生に「学校でできること!学習障害への具体的支援~RTIモデルの実現」をお話しいただきました。

従来のディスクレパンシーモデルは、「子どもの失敗を待つ」モデルであり、支援が遅れてしまう。まず児童生徒全員に一時支援として、質の高い適切な授業を行って、そこでうまく反応できない子に対して、二次支援、三次支援を提供していくという、欧米が行っているRTIモデルに移行していく必要性を熱く語られました。

第二部として、症例検討を行いました。田原市立中山小学校の伊藤先生から、学習に苦手さのある小学校高学年のケースを提示して頂きました。伊藤先生はわざわざ当院に来てくださって、当院スタッフの前でプレゼンして下さいました。先生方がとてもきめ細かい支援をなさっておられることを、コメンテーター役の和久田先生も大高先生(大高クリニック院長)も褒めておられました。

 


 

2022年08月01日